平成13年5月24日(木) |
癌細胞を抑え込む先端医療 |
江川滉二先生
東京大学名誉教授・瀬田クリニック院長
わが国において、癌による死亡率が、いまや心臓疾患や脳疾患などによるそれを超えて1位になっています。癌治療については、これまで、外科手術、抗ガン剤、放射線治療が主流を占めてきましたが、最近では、これら治療法について問題提起する医師も出て、『患者よ、ガンと闘うな』といった書籍が好評になったりしています。ただ、患者としては、闘わざるを得ません。
そうした折、当団体では昨年、江川滉ニ東大名誉教授が、癌患者の血液を採り、それに免疫措置を施して、再び患者の体内に戻す「活性化事故リンパ球療法」(免疫細胞療法)を開発・推進しておられるのを知り、その普及・後任へ、協力・支援しております。
そこで、江川先生がこのたび、著書を上梓されたことでもあり、御解説いただきました。一同、こうした新療法の普及・公認の必要性を痛感し、続く質疑応答も盛んでした。