平成13年11月27日(火) |
北朝鮮の国内視察報告 |
名越二荒之助先生
評論家・史実踏査研究学者、元高千穂商科大学教授
アメリカにおける9月1日の同時多発テロから1ヶ月がたち、いよいよアメリカ・イギリスをはじめとする多国籍軍の、アフガニスタン・タリバン政権に対する本格的な攻撃が始まりました。また、アメリカでは炭疽菌による無差別テロも始まり、テロ問題は、世界に深刻な影響を与えております。
それにつけ、アジアでも、北朝鮮問題があり、いろいろと危惧されております。そうした折、実踏調査で知られる歴史研究家・名越二荒之助先生が、先日、北朝鮮領内に入り、写真を撮ってこられましたので、この日は、それら写真のスライドを映写しながら、北朝鮮の情況をご説明いただくことにいたしました。
まず、先生は、一週間前、北京に赴かれ、中国解放軍国防大学等で講演された内容と反響を説明されたあと、10月に中国北東部経由で北朝鮮に入国・視察された模様を、現地で撮った沢山の写真をスライド化して映写しながら説明されました。それだけに、大層臨場感に富み、一同、感動して聴き入りました。