平成14年2月26日(火)

最近の政局分析と日本の行方
――わが国の政治に提言する――

三宅久之先生

 政治評論家


講話概要

 通常国会が開かれ、補正予算の審議に入った衆議院予算委員会では、冒頭から、アフガン復興支援への特定NGO団体の参加拒否に関連して、鈴木宗男衆議院議員の圧力があったかどうかをめぐり、田中眞紀子外務大臣と野上事務次官を退任させたことから、世論調査での小泉内閣の支持率が、80%台から一挙に50%台へ急落したと報じられ、また、株価、為替、国債も軒並み下落して、わが国は政局・経済とも深刻な事態に陥りました。
 そこで、高名な政治評論家・三宅久之先生に、われわれには分からない政局の裏を分析・御解説いただき、また、日本の再建策についてもお話いただくことにいたしました。
 三宅先生は、まず、世間を騒がせている田中眞紀子外務大臣更迭問題に関して、前外相の性格分析、外務完了の特権意識性、そして鈴木宗男論争等々、鋭いメスを入れられ、また、小泉内閣の経済政策・構造改革についての論評、さらには最近の政局全般について、御解説・ご提案を下さりました。
 私どもは、とかく一般の新聞・テレビ・雑誌などの情報に流されがちですが、三宅先生のお話は一般の報道を超えるものがあり、大層勉強になり、出席者一同熱心に聞き入りました。

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