時代を刷新する会 国家的課題に、時代を先取りして取り組む。
| 平成１４年３月１２日（火） |
混迷政局！ |
小林吉弥先生
政治評論家講話概要
昨年春の森喜朗首相退陣を受けての自民党総裁選挙で、立候補した小泉純一郎衆議院議員に、田中眞紀子衆議院議員がぴったりと寄り添っての全国遊説で、圧倒的な票数を獲得して総理になった小泉総理は、その論功行賞もあって、田中眞紀子議員を外務大臣に登用。田中眞紀子議員もみずから「小泉総理の生みの親」というぐらい、蜜月な関係でありました。
ところが、打ち続く外務省の不祥事もあって、田中外相と外務官僚との対立があり、それにからんで鈴木宗男議員の問題も浮上して、田中外相の更迭となり、いま政局は揺れております。
そうした折、昨年７月に『小泉純一郎と田中真紀子』と題する著書を発刊され、その後も研究を続けてこられました政治評論家の小林吉弥先生に、御講話をいただきました。
その中で、田中眞紀子の性格分析、小泉総理の現在の立場、鈴木宗男議員喚問の余波など、政局を詳細に分析され、小泉改革派と抵抗守旧派との壮絶な分裂選挙、小泉新党や田中眞紀子新党の可能性など、つまり、政党・派閥の大改変もありうる。その中で、予想外の人物が次期総理になる可能性もあるなど、大層明快な歯切れの良い政局分析で、出席者一同熱心に聞き入りました。