平成14年12月2日(月) |
大発展する中国と、いかに付き合うべきか |
朱建栄先生
政治学博士、東洋学園大学人文学部教授
世界の大不況をよそに、ひとり中国が経済的に大発展をしております。その原因は何か、日本は経済的に今後、中国とどのように交流してゆくべきか。さらに、去る11月15日には、中国共産党の第16期中央委員会全体会議が北京で開催され、その結果、中国共産党の幹部が大幅に変更になり、江沢民総書記が退いて、胡錦涛副首席が新しい総書記に就任しました。来春に開かれる全国人民代表大会では、政府の代表も、江氏から胡氏に代わり、胡氏が国家主席に就任するものと思われます。そうした中国幹部の変化に、日本はどう対応すべきでしょうか。
そこで、この日は、日本で政治学博士をとられ、日中問題の権威のお一人、朱建栄先生に御解説をいただきました。
先生は、母国・中国のことをよく熟知しておられ、その上で、中国の政治・外交・経済・文化の各面につき、詳細に分析してくださいましたので、最近の中国の実情・実態・今後の方向性がよく分かり、大層勉強になりました。その後の質疑応答・意見交換も盛んでした。