平成16年5月25日(火)

日本の植民地での真実
―― 台湾、朝鮮、満州 ――

黄文雄先生

黄文雄先生

 文筆家・史実研究科・評論家


講話概要

 近年、中国大陸では反日の声が高く、また、北朝鮮の対日敵視政策、そして韓国でも戦前・戦時中の親日家排斥運動など、日本に対する近隣諸国の攻撃は異常です。そして、各国の日本攻撃の原因は、すでに半世紀以上も前の植民地支配を口実にしています。これに対して、わが日本政府は、「反省」と「謝罪」を繰り返すなど、あまりに卑屈な態度です。最近でも、尖閣諸島魚釣島へ不法上陸した中国活動家を丁重に送り返したり、韓国の竹島占拠を黙認したりで、このままでは、中国や韓国の不当な主張を受け入れる結果となることが心配されます。
 そうした折、台湾御出身の黄文雄先生が、日本の植民地支配の実情を研究され、中国・韓国の日本攻撃が不当であることを証明して下さったので、今回、黄文雄先生をお招きし、分析、御解説をいただきました。
 お話をうかがって、日本では教科書などで、戦前までの台湾、朝鮮、満州について、いわゆる植民地として、日本が悪いことばかりしたように書かれていますが、黄文雄先生は、日本統治下のそれらの地域について、実証的・歴史的調査をされ、日本は、それらの地域で、教育を進め、技術・産業を導入するなどして、民生の向上に大層貢献したことを論証して下さり、私ども日本人としてまことに涙が出るほどうれしく思いました。

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