平成16年6月30日(水) |
参議院選挙の情勢分析とその後の政局 |
花岡信昭先生
政治評論家、元産経新聞論説副委員長
参議院選挙も、6月24日に公示、7月11日に投票と決定いたしました。今回の選挙の結果がどうなるか、極めて微妙なところです。6月16日に閉会した通常国会では、後半に年金問題で閣僚にも国民年金未納者が出てその責任をとって福田康夫内閣官房長官が辞任、民主党でも菅直人代表が同様に辞任、一時、代表を承諾した小沢一郎副代表も辞任し、結局、岡田克也幹事長が代表に就任する、といった激動がありました。
また、小泉総理の再度の北朝鮮訪問による5人の拉致家族の帰国については評価が分かれ、有事関連7法、特定船舶入港禁止法、金融機能強化法、そして自衛隊の多国籍軍への参加等々、論議の対立する問題が山積し、これが、今度の選挙にどう影響するかむずかしいところです。
そこで、政治評論家の花岡信昭先生にその解説と選挙後の政局について分析をいただきました。