平成16年10月25日(月)

続発する異常事件の原因とその対策

宮脇磊介先生

宮脇磊介先生

 日本戦略研究フォーラム副理事長


講話概要

 我が国では、以前から精神構造異変を思わせる事件が続発しておりますが、近年とみに想像を絶するような凶悪事件、不祥事件が頻発しており、日常生活も不安になってきております。  例えば、子ども間での殺傷事件、女学生などへの拉致殺傷事件、成人犯罪でも残虐な無差別的一家皆殺し事件、死体切断遺棄事件等々、また、そうした刑事事件だけではなく、民事でも、一昔前には信用も高かった大企業・大銀行・そして省庁・役所などでも、考えられないような不正事件が続発しております。そこで、今回は、こうした犯罪問題に詳しい宮脇磊介先生に、その原因を分析・御解説いただくとともに、出席者一同にてその対策を考えることといたしました。
 その中で、そうした社会事象はどうして生まれてきたのかを分析されました。次いで、その原因を5項目・15点ほど挙げて論述され、最後に、その対策として、過去の歴史や伝統文化に学ぶ必要がある、偏向・カルト教師やエセ評論家・専門家に惑わされることのない良識を育成する、自助・自治・自警の精神に立ち、地域コミュニティを再構築する、等々を提案され、一同、大いに考えさせられました。

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