平成22年9月10日(金)

民主党党首選挙とその後の日本の行方!

板垣英憲先生

板垣英憲先生

政治評論家


講話概要

 政権政党・民主党の党首選挙は、8月31日、結局、菅直人総理と小沢一郎前幹事長とが名乗りを上げ、9月14日に、民主党国会議員、同地方議員、党員サポーターによる決選投票により、次の党首・総理が決まることになりました。
 両者の政策をみると、マニフェストの修正か堅持かのほか、経済・財政、安全保障などの面で差異があります。いま、日本が危急存亡の瀬戸際にあるとき、党首・総理に選ばれるのがいずれかによって、この日本の行方はどうなるのか、が大きな問題となります。
 そこで今回は、かつて姉妹団体でも講演いただき、感銘を受けた政治評論家の板垣英憲先生に分析・御解説をいただきます。
 板垣先生は、毎日新聞で総理大臣番記者等を経て、以来25〜6年にわたり政治評論家として活動しておられるだけに、そのお話は、世間では知られていない内容が多々ありました。その一部を上げれば、小沢一郎前幹事長と仙石由人内閣官房長官とは同じ昭和42年大学卒で、この両者の葛藤は昔からである。菅直人内閣とはいっても、実際は仙石氏が牛耳っており、党首選は小沢氏対仙石氏の争いであった。党首選の中で菅総理の消費税発言に国民は驚かされたが、過去の消費税増税の場合も、常に、国際金融資本、例えば、ロックフェラーとかゴールドマンサックスなど巨大金融資本の陰が見え隠れしているとし、それらの資本と日本の時の総理との人脈を詳細に説明されました。
 また、菅直人内閣の閣僚それぞれについても、世間の認識とは異なる事実関係をも指摘され、国際政治、そして国内政治の裏について御解説いただき、一同、認識を新たにいたしました。その後の意見交換も盛んでした。
ご案内状(pdf)

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