平成30年5月31日(木) |
トランプ大統領と米国の政治・経済・社会情勢! |
加瀬みき先生
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員
アメリカ国内では、年々、白人の人口が減ってきて、その人口が過半数を割る日も近い。また、今では教育程度が低く貧困な白人労働者も多く、アメリカに不満と混乱が起こっている。そうした階層がトランプ氏を支持している。そこで、トランプ氏は、外国からの鉄鋼やアルミニウムに高い関税をかけ、アメリカの炭鉱や製鉄業を復興して白人労働者に職を与え、また、自分の支持者である福音派キリスト教徒のため米大使館をエルサレムへ移した。また、オバマ嫌いのトランプ氏はオバマが進めたイラン核合意やTPPを破棄した。しかし、反対する大企業を引きつけるため、大企業への大減税も進めている等々、アメリカの国情を分析され大層勉強になった。(清原記)
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