平成21年1月27日(火) |
塩川正十郎会長を囲む合同新年会 |
塩川正十郎会長
塩川会長は、風邪をひかれておられたにもかかわらず、約45分にわたってお立ちのまま、オバマ米大統領の就任演説・政策・閣僚人事などを分析されたうえ、ブッシュ時代の米国主導型から国際協調路線に転換したオバマ政権は、世界的金融危機対策にせよ、また、アフガニスタン支援にせよソマリア沖の海賊対策にせよ、日本に積極的参加を迫ってくる。これに対して、日本は、その要請を待つのではなく、むしろ進んで積極的にアメリカと協調する意志と政策を、発表・推進する必要がある。また、ソマリア沖の海賊対策については、日本の国益を守るため、自衛艦を派遣すべきであり、その根拠は自衛隊法第82条にある等々指摘され、論旨整然たるその御講話に、一同感銘いたしました。そのあと、野澤太三元法務大臣の音頭で乾杯。また、食事が一段落した後、江口一雄元厚生委員長、小川元元外務副大臣、中島章夫元衆・参議員、植竹繁雄元外務副大臣が年頭所感を述べ、押本愛之助防衛大学校名誉教授等の御発言もあり、熱意に溢れた明るく活気のある新年会でありました。御出席者には心から感謝申し上げます。