平成25年9月10日(木)

鎮魂の秘録──大東亜戦争を偲んで!

早坂隆先生

早坂隆先生

ノンフィクション作家

講話概要

 10にも及ぶお話でしたが、その幾つかを次に掲げます。
A、フィリピンのアンヘレスという街に、フィリピン人が創った「カミカゼ・ミュージアム」がある。その創立者ディソン氏は、進駐してきた日本兵は皆凛々しく優しかった。やがて米軍の反撃で、この街の郊外のマバラカット飛行場で、最初の特別攻撃隊が組織され、出撃した。
B、台湾で神になった日本兵士を祀る飛虎将軍廟が今もある。昭和19年10月、襲来したグラマン機に、杉浦茂峰少尉はゼロ戦で迎撃したが、敵弾を受け火を噴いた。住民は街中に墜落したら、大惨事になると怯えたが、杉浦少尉は機を街の外に誘導し、そのため、戦死したという。
C、武士道心からB29搭乗員の介錯をして、戦犯として死刑となった満淵中隊長。墜落したB29搭乗員11名のうち5名が生き残り、内一名が重体で悶え苦しんでいたので、中隊長はもう楽にしてやろうと介錯させたが、戦後、捕虜に対する残虐行為として死刑となった事件。
D、戦後抑留され沢山死亡したのはシベリアだけでなく、モンゴルでも抑留中多数亡くなった等々、隠れた秘話取材が発表され、一同、大東亜戦争で亡くなった方々の御冥福を祈りました。

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