平成20年9月11日(木) |
これからの政治・政策のあり方 |
片山虎之助先生
前参議院議員・総務大臣2回・予算委員長・参議院自民党幹事長
福田康夫総理について、主催された洞爺湖サミットは、温室ガス削減で、アメリカ、ロシア、中国、そして国連をも巻き込んで、2050年までに半減させるという目標値を協定できた、拉致問題もサミットの提言に盛り込んだこと、原油・食料の高騰について協議したことなど、成功といってよい。その成果を受けて、8月1日に内閣を改造したが、どういうわけか支持率は向上せず、福田総理は、熟慮の結果、後身に道を譲られたものと思う。
現在、5人の議員が総裁選に出馬したが、麻生氏が優勢である。いずれ解散・総選挙となるが、国民の生活は苦しく、自民党は苦戦を強いられるので、総裁選もそうだが、総選挙では、候補者が積極的に論戦を行い、「政策に強い自民党」をアッピールする必要がある、と主張され、約1時間の講演でしたが、論旨明快なお話で、一同、熱心に聞きほれました。その後、意見交換があり、また、清原専務理事より、政府へ提出予定の4要請書の概要説明がありました。