平成20年11月12日(水) |
犯罪の科学的操作の現状! |
瀬田季茂先生
元警察庁科学警察研究所副所長・聖マリアンナ大学客員教授
御研究の内容は、やはり、かなり高度のものでありましたが、お手書きの絵や図を用い、また、過去の有名な内外の事件を例に挙げてご説明下さいましたので、犯罪捜査の科学性、特に、瀬田先生の海外での研修を踏まえた長年の御研究のお蔭で、DNA鑑定では、日本は世界の先進国の一つであることが分かり、誇らしい思いでありました。時には、こうした、世間であまり聞くことのできない、専門的なお話をうかがうことも大切だ、と痛感いたしました。
ただ、日本でも、殺人などの重要犯罪について、素人の国民が参加する裁判員制度始まりますが、その点、一般国民がこうしたDNA鑑定を理解するかどうか、心配もありました。