平成29年1月31日(月)

新春懇親会

岸 信夫先生

岸 信夫先生

衆議院議員・外務副大臣、自民党元国会対策副委員長

講話概要

 皆様、新年あけましておめでとうございます。(拍手)昨年、特に国際情勢を見ますと、多くの国で新しいリーダーが生まれ、アメリカにおいては、トランプ大統領が選出されました。安倍政権においては、国内では経済最優先でさまざまな施策を行っているところですが、外交も重要な課題が多く、積極的に活動を続けているところです。私も昨年の8月に2度目になりますが、外務副大臣を拝命いたしまして、今はアジアとヨーロッパの担当となりました。わが国の周辺の環境は、大変厳しい状況になっております。北朝鮮の核ミサイルの開発、また、中国は、わが国との間で、東シナ海の問題尖閣諸島に対しての様々な動きがございます。そうした中で、トランプ大統領の就任となり、わが国が今年どのように行動していくのか、大変悩ましいところですが、しっかりした外交を推進して、国内においては経済をしっかり立て直していくことが求められていると思います。昨年12月15日には、私の地元でもあります山口県の長門市というところで、プーチン大統領を迎えまして日露会談がありました。領土問題の解決、というところまではいかなかったわけですが、まず経済共同活動の範囲を北方四島とした。
 つまり国後、択捉も交渉の土俵に乗せることができたのではないかと思います。国内的には比較的政治は安定しておりますけれども、一方でたとえば憲法改正について国民的議論を、より高めていかなくてはならない時期にさしかかっています。こうした情勢を盛り上げていくのも我々の務めだと考えております。今年一年がすばらしい年になりますように皆様と共にがんばっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
ご案内状(pdf)

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